外来・手術室
入院が必要となった患者さま、在宅療養が必要な患者さま、様々な患者さまに対して安心していただけるよう限られた診療時間の中で、患者さまが納得して診療を終えられるサポートを心がけ実践しています。
患者さまの大きな不安を理解するため、術前訪問などを行い“個別性のある看護”を心がけ実践しています。他職種とともに、手術が円滑に進行することは勿論のこと、患者さまの安全・安楽・尊厳を守ることを追求している職場です。特殊な空間の中で、手術という最大の治療をされる患者様の不安を少しでも軽減できるように努めており、メリハリをつけて仕事をしています!
脊椎腰椎外科手術
症例数…令和4年度38例 令和5年度103例
当院で行っている手術
・頚椎椎弓形成術
・腰椎椎弓切除術
・腰椎後方固定術
・ヘルニア摘出術
当院では術後の合併症を減らす目的もあり、早期離床を促進しています。比較的短時間で済む手術の場合には、尿道バルーンも留置せずに手術を行っています。そのため、尿道バルーンを留置した状態と比べると、尿道の不快感は有りません。術後3-4時間ほど経って麻酔が覚めてからは、術後に溜まった血を排出する目的で留置しているドレーンと呼ばれる管をぶら下げながら、トイレまで歩行して頂くことも可能です。
侵襲殿少ない手術では、同日から飲水も可能です。飲水開始後は患者さんの希望に応じて、持続点滴も終了して経過を見ておりますので、術同日の夜から体につながっている管の本数がかなり少なくなります。術日の夜間もなるべく安楽に過ごしていただけます。
概ね術後1週間前後で退院される方が多いですが、早期退院の方は術後数日での退院も可能です(術語2日で退位された患者さんもいらっしゃいます)。またしっかりリハビリテーションを行ってから自宅復帰されたい患者さんには、入院継続の上、治療を受けていただいております。