認知症看護認定看護師
森永 慎一(もりなが しんいち)
認知症高齢者は、入院による環境の変化で認知症場が悪化することが多いです。また、自分の思いをうまく伝えられず、いつも不安でいっぱいです。その思いに耳を傾け、代弁者になることが私の役目です。
スタッフ全員が認知症の程度に合わせたケアを行い、「その人らしさ」を大切にする環境作りを目標としています。医師、看護師、リハビリスタッフ、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、医療ソーシャルワーカーなどの多職種協働で、認知症になってもできるだけ住み慣れたよい環境の中で「その人らしく」安心して過ごせるよう、お手伝いをさせていただきたいと思います。同時に介護されている家族の方の思いや、今後への不安に対する相談やアドバイスなど家族支援にも力を入れていきたいと思います。