放射線科ではレントゲン・超音波・ CT・MRI・消化管透視・血管造影などの画像検査を施行したり、その所見(結果)に基づいて画像診断(読影とも言います)を行ったりします。検診における画像分野にも関わっています。また、治療を兼ねた特殊な検査(IVRとも言います)や画像誘導下での針生検を行う場合もあります。
基本的には他科(あるいは他院)から依頼のあった検査を施行し、その画像診断レポートを作成し、各主治医に報告しています。
診療内容
- 単純X線検査:骨折の診断・肺病変の有無・イレウス診断など。
- 超音波検査、消化管検査などの画像診断:スクリーニングとしての検査が多く、リアルタイムで病変発見につとめます。消化管ではバリウムなどの造影剤を使用します。
- CT、MRI検査の画像診断:輪切りの画像で炎症や腫瘍などの疾患の存在診断、質的診断などを行います。検査薬として血管造影剤を使用することがあります。
- 血管造影やIVR(肝動脈塞栓術、経皮的椎体形成術など):肝臓癌ではカテーテルを用いた動脈塞栓、骨粗鬆症などの圧迫骨折に対しては骨セメント注入などを行います。
- 超音波下あるいはCT下での針生検:画像を見ながら針で組織片を採取し、病理検査に回します。最終的には細胞の悪性度を調べたり、組織診断を行います。
などなど
放射線科担当医より
最新のマルチスライスCT装置による良質な画像を提供します。
できるだけ迅速かつ丁寧な検査・読影を心がけ、患者様の立場に立った、患者様に優しい検査を心がけています。